2度目のロックダウンがいよいよ解除、再開に向けて4段階に分けられた計画が発表されました。
ハワイ時間9月24日となる本日、2度目のロックダウンが開けるオアフ島ですが、再開への道のりとして4段階に分けられた計画も発表されている。
約一ヶ月ほど続くと言われている第一段階では、小売店・各種サロン・公園・ビーチなどが再開しますが、引き続き5名以上の密になる状態となる事は禁止されております。
例えば、レストランでは連絡先を伝えての事前予約がなければ入店できません。加えて同じテーブルで食事ができるのは同居家族のみなど条件付きとなります。
新規陽性者の1週間の平均が100名以下で検査受信者の陽性率が5%以下の状態を2週間保つ事ができると第2段階へ進みますが、もし条件を達成できなかった場合は、前の段階へ戻る事になると計画のなかでは明記されています。
観光業がメインであるハワイにおいて、内需のみではハワイ経済の悪化を阻止する事は難しく、時間をかけたこの再開プランにおいて意義を唱える地元の人の声もあります。ホノルル市長は、1回目のロックダウン後に市中感染者数が増えた経験を繰り返さない為の措置であると伝えています。
順調に階段を進める事ができれば、年末年始あたりには第4段階入りする事も可能となりますが、本当に意味でのハワイ再開の道はこれからと言えます。
ー10月15日からの「事前検査プログラム」についてー
ハワイ州においてかねてから導入が計画されていた旅行者の事前検査プログラムについて10月15日から開始する事が発表されています。当初8月からの予定から延期が繰り返され3度目の挑戦となりますが、ロックダウン開けの感染者数の経過により再び延期とならない事を願うばかりです。
事前検査は出発前の72時間以内に受けた検査にて陰性であれば到着後の14日 間の自主隔離の義務が免除されるというものです。
その詳細として米国認定の特定の検査所でのみ可能という条件付きのもので、すべての陰性結果が隔離免除の対象となるわけではありません。日本など米国外で検査を受ける場合は、その詳細を注意して確認しておく必要があります。
ハワイ州では米国内のCVSファーマシーやカイザーなどの薬局チェーンと提携してこの仕組みを機能させるという事で現実的には主にアメリカ本土からの渡航者を想定して設計されたプログラムと言えます。
日本では渡航中止勧告が継続されている為に、旅行会社がツアーを提供する状態にはまだない為に、日本からハワイの事前検査プログラムを利用する場合は個人で航空券とホテルを手配し、米国認定の検査所による検査を受ける事になります。
ですが、日本への帰国後は陰性の場合でも14日間の待機要請が残りますので、ハワイ側が事前検査を求める現段階においては、日本からハワイへの渡航の再開へはまだ時間を要すると見られています。