3月にあった1度目のロックダウン時は前代未聞の事態に不動産市場は一度静まり返ったが、今回の2度目のロックダウンにおいては動きは止まる事はなくアクティビティーが継続されている状態!!
2020年8月のホノルル不動産協会のデータから今後のハワイ不動産マーケットを読み解く。
2020年8月のホノルル不動産協会マーケットデータが発表されました。
一戸建て市場は安定した回復を見せています。8月の戸建てのセールスにおいては中間価格における最高値$839,000が記録されており、昨年の8月時の$790,000とくれべ6.2%の上昇となりました。
一戸建ての成約件数も緩やかではありますが平常の状態に戻りつつあり、前年比では2.8%の伸びとなりました。一方新規売り出し物件の数は、昨年にくらべ約20%減少しており在庫件数の不足に拍車をかけています。そのため、市場に売りに出されてから、契約にいたるまでの平均日数が15日と昨年にくらべ44.4%も短期間で成約しております。
コンドミニアム市場の回復は一戸建てのそれと比べると、順調な回復とは言えない状況となっております。成約件数については前年比、前月比ともに減少という結果です。
8月コンドミニアムの成約は前年比で20.1%も下がっており、7月と比べて4%の減少となっております。一方で、中間価格では前年同月の$419,500から$430,000へと2.5%上昇しました。
新規売り出し件数では前月比では5.9%の増加しておりますが、全体的には前年比より19%の在庫不足の傾向にあります。売り出しから、成約までの平均日数は7月8月と安定しており23日と6月の40日の異常値から正常値へと戻りました。
全体的にみて、過去3ヶ月の一戸建ての売買において特徴てきなのは、43%の売主が満額または満額以上での買い付けを受けており、昨年のその数字は35%だった事から住宅ローンの低金利も手伝って新型肺炎とは関係なく、魅力的な物件の動きは非常に活発になってきたと言えます。
ご自分の目でもっと詳しく確かめたい方、ホノルル不動産協会のマーケットデータをお送りいたしますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
先月27日からホノルルでは、9月9日まで約2週間のロックダウンがさらに2週間延長となりました。不動産ビジネスとしては、セールスのオープンハウスは禁止となりましたが、プライベートショウイング(内覧)はセールス、賃貸ともに可能です。開発会社にもよりますが、ショールームでのバーチャル内覧も緊急事態宣言が出ない限り5名以下等の人数制限により、アポイント制で可能でございます。気になる物件や渡航開始前の情報収集など、ご希望や用途に合った物件のご提案や現地スタッフとテレビ電話をお繋ぎしてのオンラインによる内覧もご好評いただいております。こちらもご興味のある方はお気軽にお問い合わせください、執拗い営業はございませんのでご安心くださいませ。
※出所:Honolulu Bord of REALTOR®