2021年11月のホノルル不動産協会のデータから今後のハワイ不動産マーケットを読み解きます。
2021年11月のオアフ島の添付の統計が出ましたので共有させて頂きます。
https://members.hicentral.com/images/Documents/msr/MPR_Nov2021.pdf
11月のハワイ不動産はコンドミニアムの売り上げが47.7%も急上昇し、
一方の戸建住宅の売り上げは9.8%のみの上昇となりました。
10月に一度落ちた戸建住宅の中間価格は8月に記録した$1,050,000に戻り、
コンドミニアムの中間価格は10月に引き続き8月に記録した$500,000をキープしました。
11月の戸建住宅マーケットは8月の中間価格の記録値に戻ってきています。
売り上げた件数自体は371軒と前年同月比で9.3%増にとどまりましたが、
$1M台?$1.1台が118.2%の伸び、$2M以上の売上件数が114.3%と、
ぞれぞれ売り上げ倍増を記録し、市場を牽引していると考えます。
11月の戸建市場でもっとも売りあげが伸びた地域はワイパフエリアとなっており、
売上高は昨年比で116.7%増加と2倍以上の伸びを示しております。
続いてホノルル中心部のメトロエリアで売上高は昨年比で66.7%増加しております。
なお平均価格は前年同月比19.5%増で$1,296,551と先月よりも下回る結果となっております。
コンドミニアム市場は、11月の売り上げが前年同月比で47.7%も増加しており、
最も売れたのはリーズナブルな$300,000~$600,000台のコンドミニアム物件となっおります。
特に人気が集まったのが$600,000台の物件で売り上げが昨年同月比で182.8%増と驚異的な
増加を見せております。
11月の販売された戸建て、コンドミニアム共に、リスティング価格を上回って取引された物件が増加し、
戸建てでは約61%、コンドミニアムでは約42%がリスティング価格を上回っております。