2021年10月のホノルル不動産協会のデータから今後のハワイ不動産マーケットを読み解きます。
10月のトータルセールスボリュームが前月より若干減少して入るものの、
昨年対比においてはセールスボリューム、中間価格共にアップしております。
Oahu Monthly Statistical Report - October 2021 (hicentral.com)
2021年10月のまとめとして戸建て・コンドミニアム共にセールスボリュームは
前年を上回るペースとなっていますが、前月9月のセールスボリュームからは
戸建が10.1%、コンドミニアムが0.7%の減少傾向です。
中間価格として$1,000,000(戸建て)、$500,000(コンド)となっています。
10月の戸建てのセールスは、昨年対比で$2,000,000以上の物件で188.2%のアップとなっており、
$900,000~$1,099,999のレンジの物件も67.2%のアップとなっております。
10月のコンドミニアム市場においては$600,000以上のコンドミニアムのセールスが
前年比の2倍以上となっております。
コンドミニアムセールスの大半はメトロエリアとなり、343件のセールスボリュームで
昨年比68.1%のアップとなっております。
戸建のセールスボリュームの約62%、コンドミニアムのセールスボリュームの約41%が
売出価格以上で売買が成約しており、平均昨年比の約20%アップでの成約価格となっております。
戸建ての新規売り出し物件数は昨年対比で1.1%の減少、2021年9月対比では8.7%の減少となっております。
コンドミニアム共に新規売出物件数は昨年対比で8.0%の増加、2021年9月対比では2.8%の減少となっております。
売出しから買い付けまでの経過日数は2021年9月と同程度となっております。
10月に販売された戸建て住宅の売出しから買い付けまでに
要した日数は10日、コンドミニアムで11日でした。