2022年2月のホノルル不動産協会のデータから今後のハワイ不動産マーケットを読み解きます。
水際対策の緩和から日本のお客様のハワイ渡航の
ご連絡が今月後半から4月、GWにかけて少しずつ入り始めております。
2022年2月のオアフ島の統計を共有させて頂きます。
Oahu Monthly Statistical Report - January 2022 (hicentral.com)
2022年は戸建てコンドミニアム共に売上急増での幕開けでした。
オアフ島の不動産市場では2021年1月と比較して28.6%の売上増加でした。
戸建ての中間価格が安定的に$1,050,000の値で3カ月
続いている一方、コンドミニアムの中間価格は2021年8月
に出た$500,000を超え、$510,000という新たな記録を更新しました。
売上は戸建てで前年比12%増、コンドミニアムで40.8%の急増でした。
戸建てにおいて$900,000以上の価格帯が2月の売上の70%
を占めましたが、$900,000未満の売上は前年度から34%の減少でした。
一方コンドミニアムではほぼ全ての価格帯において売上は
増加しており、特に$70,000以上の価格帯での増加が前年比3倍でした。
売出から買い付けが入るまでの中間日数は戸建てで12日、
コンドミニアムで14日と活発なペースで動き続けました。
2021年12月と同様に、戸建ての販売の約61%が満額以上
で締結しており、前年比では24.5%増加しています。
コンドミニアムにおいては特に特に$400,000~$599,999
の価格帯を中心に多くが満額以上で締結しており
2021年1月の30%に対して39%でした。
戸建ての新規物件数は前年比12.3%減少し、1月に市場に出た
新規物件のうち58%が月末までに契約入りまたは売却されました。
コンドミニアムの新規物件は前年比1.1%の上昇と横ばいでした。
しかし、強い需要と売上量で2022年は活発な在庫の中で
少ない新規物件という始まりでした。
契約中にある件数は戸建てでは昨年から4.3%減少
コンドミニアムでは7.5%上昇しました。
※出所:Honolulu Bord of REALTOR®