ただでさえ不動産を購入する時にはいろいろな悩みや不安が付きまとうもの。
ましてや海外の不動産ともなれば、購入に関するルールや手続きも違うため、しっかりとプロセスを理解しておかなければ直前になって大慌てする事態にもなりかねません。
今回はそんな悩みや不安を解決すべく、ハワイ不動産を購入する場合のプロセスを分かりやすくご紹介致します!
1. 希望条件の相談、物件選び
まずは物件探しのパートナーとなるエージェントを決め、ご希望条件などをご相談の上、物件を選びます。
条件にもよりますが、気になる物件はできるだけ現地で視察・内覧をする事をお勧めします。当然内覧ができない物件もございますので、詳細は担当エージェントへご相談下さい。
2. 購入申込(オファー提出)
物件が決まれば、担当エージェントを通じて売主側のエージェントに購入の意志と希望購入額を伝えます。この時点で不動産売買契約書(Purchase Contract)にサインをします。
3. 売り主の返事を待つ(カウンターオファーの受理)
通常数日以内に売主側からの返答が来ます。何も問題がなく良い返事がくれば契約成立となります。
なお売主がオファーの内容を気に入らない場合は、売主側の条件を返してくる事があります(カウンターオファーといいます)。これに対して再度オファーを出すか、購入を中断するかを決めます。
4. エスクロー開設
売買契約が成立したら、売買契約書をエスクロー会社に渡します。(このことをエスクロー・オープンと言います)
登記簿などに基づき弁護士が新しい権利書を作成、エスクロー会社はタイトル会社に依頼をかけ、名義関係などの調査を開始します。
5. 第一次手付金の送金
第一次手付金として、購入金額の約1~2%の金額を送金します。一般的には契約日から5日以内に着金確認が必要となります。
また手付金の入金後は現金資金の証明書を提出する必要があるため、通帳のコピーなどの準備をお願いしています。
6. 物件検査の実施
資格を持つホームインスペクターを雇い、不動産鑑定・名義審査・情報確認・シロアリ検査など物件に関する様々な調査を行います。
検査費用は買主負担となります。通常300$前後で、最後の決済時にまとめて精算されます。
7. 物件検査期間の終了と第二手付金の送金
検査が完了し、契約を進行する場合は中間金(通常買値の約10%)を支払います。一般的には契約日から物件検査完了までが15日程、そこから5日以内に中間金の入金となります。
また同時期にキャンセル期間が終了するため、検査結果をよく確認しましょう。
8. タイトルレポートの承認、売主のディスクロージャー書類の承認
タイトルレポート(過去にトラブルなどが残っていないかの確認書)や売主のディスクロージャー(売主、物件などの開示情報)書類を受領、サイン提出をします。
9. アメリカ大使館での交渉手続き
日本で契約する場合はアメリカ大使館に予約を取り、公証人の前で署名をする必要があります。手続きの案内には弊社エージェントが同行するためご安心下さい。
10. 残金の送金
交渉手続きと同じ時期に、諸経費を含む残高をエスクロー口座に送金します。最終登記予定日の3日前までには着金確認が必要となります。
11. 名義変更、登記完了
物件の名義変更、引き渡しがされ契約完了となります。鍵を受け取ればついにあなたもオーナーに!
いかがでしたでしょうか?
リストサザビーズでは日本オフィスとハワイオフィスの相互サポートで、購入に関する手続きをよりスムーズに行う事が可能となっています。
ハワイ現地の80名を超えるエージェントが日本スタッフと連携し、物件情報の選定から契約のお手続き、契約後の管理までをトータルサポート致します。
自己使用のリゾートコンドミニアムや戸建てだけでなく、投資や収益物件など資産運用に関するご相談も受け付けております。
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