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【最新】1月ハワイ不動産マーケット情報
【最新】1月ハワイ不動産マーケット情報

2024年1月のホノルル不動産協会のデータから今後のハワイ不動産マーケットを読み解きます。

Monthly Statistical Report - January 2024

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昨年の同時期と比べ、一戸建て住宅の販売は22.7%、コンドミニアム販売は16.2%とそれぞれ増加しました。

しかし月ごとに見ると昨年末とほぼ変わらず、一戸建て住宅の販売は1.1%、

コンドミニアムは7.4%とそれぞれ最小限の増加がみられました。

 

2024年1月の販売価格の中央値は2023年末の数字と酷似していました。

一戸建て住宅は102万1,016ドルに達し、前月比で2.5%上昇しましたが、年末の中央値105万ドルからは2.8%下落しました。

コンドミニアムの中央値は50万2,500ドルで、前月比1.5%下落し、年末の中央値50万8,500ドルからは1.2%下落しました。

前年比では一戸建て住宅価格は5.3%上昇し、コンドミニアム価格は1.5%の小幅な上昇となりました。

 

昨年よりも物件が市場に出ている期間はわずかに長くなりましたが、それでも1か月未満でエスクローに移行しました。

両市場のDOM(Days on market: 物件が市場に出てから締結するまでの日数)の中央値は

昨年1月が24日であるのに対し、今年1月は29日となりました。

 

一戸建てとコンドミニアムの両市場で新規物件数は増加しました。

一戸建て住宅の掲載件数は前年比6.3%増加し、285件の新規物件が販売されました。

コンドミニアム市場では581件の新規物件が追加され、前年比11.1%増加しました。

1月末までに一戸建て住宅の販売物件水準は前年比10.2%、コンドミニアムは12.7%とそれぞれ増加しましたが、

パンデミック直前の2020年1月と比較すると、販売物件水準は依然として25%減少しました。

 

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一戸建て住宅の販売量はすべての価格帯で増加し、最も大幅な急増が見られたのは130万ドル以上の価格帯の物件で、

販売量は2倍以上に増加しました。

2024年1月には、この価格帯の売上高は113.3%急増し、そのうち70%以上がKailua、Diamond Head、Metro、Hawai'i Kaiでした。

コンドミニアムでは30万ドルから49万9,999ドルのより手頃な価格帯の物件が最も高い販売量を記録しましたが、

19万9,999ドル以下と90万ドル以上の価格帯の販売はそれぞれ52.4%と33.3%と大幅に減少しました。

 

一戸建て住宅の契約件数が最も減少したのは80万ドルから99万9,999ドルの範囲で、

ペンディングセールス数は前年の84件に対し56件のみとなり33.3%減少しました。

より高額な価格帯の120万ドル以上の物件では、ペンディングセールス数は92件となり16.4%減少しました。

コンドミニアムでは20万ドルから39万9,999ドルの範囲の成約数は前年比で14.7%減少しましたが、

40万ドルから59万9,999ドルの範囲での成約数は8.4%の緩やかな増加がみられました。

 

当初の提示価格を上回って取引が成立した件数を前年と比較すると、

一戸建て住宅では2023年1月が25%であったのに比べ、2024年1月には23%となり横ばいでしたが、

コンドミニアムでは昨年が21 % であるのに対し、約17となり減少がみられました。

 

 

 

※出典:Honolulu Bord of REALTOR®

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